
キャピタル東洋亭本店は、明治30年に初代高橋 銀次郎が京都で洋食店を開業したのがはじまりです。当時、高嶺の花だった「西洋料理」の美味しさを、京都の町衆に食べていただきたいとの一心で、妻さたと、苦労を重ねながらはじめました。
http://www.touyoutei.co.jp/company/
キャピタル東洋亭は、京都の雰囲気あるスポット北山に本店がある、京都の人はだいたいみんな知ってる洋食屋さん。
1897年創業という老舗中の老舗。
京都のおすすめハンバーグ屋さんは数あれど、やっぱり東洋亭は外せない。
目次
このサラダを食べに来たと行っても過言ではない

トマトに塩をかければ、サラダになる。
ミッシェル・サラゲッタ
という名言(王様のレストラン)を思い出させる、まるごとトマトのサラダ。
こちらは塩ほどのシンプルさではないけど、ツナオニオンとトマトとドレッシングだけなのにシンプルで本当に美味しい。
産地にこだわったトマトの甘さが完全に引き立ちまくっている。
期待値が爆上がりするアルミホイルのベール

美味しすぎるトマトにやられているうちにスッと出てきます。神秘のアルミホイルのベールに包まれているので、想像が膨らみます。
普段は熱々の鉄板にアルミホイルが乗ってくるので、ずっとアツアツで食べられます。今回は2歳の子どもを連れていたため、「お皿に変えましょうか?」と笑顔で言っていただきました。
こういう配慮は本当にありがたい。
お目見え、ナイフを入れるとあふれる肉汁

アルミホイルの中にはビーフシチューのかかったハンバーグステーキ!
月並みですがナイフを入れると肉汁がジュワ~っとなって、肉の味がしっかりしつつ、シチューのソースとも相性が抜群です。食べ進めるうちに「あーもう終わっちゃう」と名残惜しくなる食べ物。
ハンバーグを食べるべきなんだけど・・・

京都を代表するこってりラーメンの「天下一品」ではまちがいなく「こってり」を注文してしまうので、強引に連れてこられてしまった人のための緊急避難メニュー「あっさり」があります。
東洋亭はハンバーグがあまりに美味いので、まず間違いなくハンバーグを食べてしまうのですが、鉄の意思で他のメニューにもチャレンジしました。
避難メニューではまったくなかった!
フィレのカツレツです。
異次元のやわらかさ。ソースはハンバーグにかかるビーフシチューとベースは同じだと思うのですが、抜群です。あまりの柔らかさにすぐに無くなります。
京都は洋食がうまい街
和食のイメージがつよいと思いますが、京都は洋食もうまい街です。
コロナ禍で席ごとの衝立など対策もしっかりされています。
近隣には京都府立植物園や、京都を代表する洋菓子店「マールブランシュ北山本店」もあるので、デザートはこちらでテイクアウトも楽しめます。
東洋亭はよい立地に出店されているので、京都駅などのアクセス便利なところでも楽しめます。
キャピタル東洋亭本店
京都市北区上賀茂岩ヶ垣内町28番地の3
TEL 075-722-2121
全席終日禁煙
市営地下鉄烏丸線北山駅から徒歩3分程度。駐車場も20〜30台くらい停められそうな大型のものがあるので、車でも安心です。

入り口検温、席ごとの衝立、テラス席を準備されるなど、コロナ対策もしっかりされています。店内の飾りや瓶などはホコリがつもっていることもなく、お手洗いも清掃が行き届いています。