
ゴールデンウィークがあけたものの、まだまだ緊急事態宣言下。在宅ワークや自粛期間は続きそうです。
しかし中々進まなかったリモートワークは劇的に進み、在宅でのアクティビティも盛んに行われるようになりました。
オンラインでのZoomをつかったミーティングやイベントも増え、オンライン飲み会まで開催されています。
オンラインが盛んになってくると気になってくるのが、マイクとスピーカーです。
この数ヶ月で1日に3件以上のオンラインをやりまくってきた感想からいくと、音声環境がよくないと、仮にネット回線が高速でもあまりいいオンラインのコミュニケーションがとれません。
目次
イヤホン・ヘッドホンはいいけど連続使用が辛い
1日に1〜2時間くらいのオンラインを3つしたりすると、一番しんどいのがイヤホン。ちょっとムレたり、耳が痛くなったり。
まわりの環境が許すならマイクやスピーカーをBluetoothでつなげて快適にオンラインをしたい。
よい製品を探していたらおなじみのAnkerで見つけてしまいました。
Anker製品を信頼しているわたしとしては慎重に検討したものの結局購入、これが最高でした。
Anker PowerConf

パッケージはこんな感じで、マグネットが仕込まれたパカッとなるケースに入ってきます。

Anker製品はちょっとしたケースなどがついてくることがあります。今回もハードケースに入っています。
サイズ感としてはiphoneXSの方がちょっと縦が大きいくらい。

中身はこんな感じ。操作ボタンは少なくシンプルなデザインです。
上部の通話ボタンでは、Bluetoothでスマホなどをつないでいるときは着信を通知してくれ、ハンズフリーで電話ができます。
左右は音量ボタンです。
USB Type-Cのポートで充電でき、満充電で24時間くらい使用できます。PowerConfから接続したデバイスを充電するモバイルバッテリーのような使い方もできます。
本体マイクは6ヶ所についていて、360度の音声を拾ってくれます。
マイクの性能はこちらの動画が詳しいです。
使ってみてのイケてるポイント
同じ空間で2台以上のパソコンが参加するときのハウリング問題の解決
複数人がいる空間で、それぞれがパソコンを使ってオンライン会議を行う場合に問題が起こります。
発信者がしゃべった声を本人のパソコンだけでなく横の人のパソコンのマイクも拾ってしまうことで、音が二重に聞こえたり、キンキン音がなったりするケースです。
誰か1人のパソコンがPowerConfを接続すれば、最大5メートルの距離で音を拾うので、他のメンバーはミュートにして、この1台で全員の音を拾えば快適です。
ソーシャル・ディスタンスな環境だと、機能的には5mくらいまで音を拾うと書かれていますが、快適に使うには2m〜3mくらいが適切。
音量を均質にして余分な音は自動でカットしてくれる
遠くの音や近くの音、声の大きい小さいなど様々な音量の違いを自動で最適化してくれる機能、エコーや残響のキャンセリング、ノイズリダクションなどの機能があります。
例えば、オンライン会議で議事録をとってくれる方のタイピング音が気になったというケースがわたしも何回かありますが、タイピング音などもけっこうカットしてくれます。
激しいタイピングをする方からは、ケーブルでつながっていないのでPowerConfを遠くに離しましょう。笑
スピーカーの性能が若干微妙なので、あまり大きい音量で音を出そうとすると音割れがしますが、普通に使う分には問題ないレベルだと思います。
これだけの機能がついて12,980円
すごいコスパのよさです。さすがAnkerです。
以上レビューですが、類似製品も使ったことがある中でコスパに1番優れていると思います。
職場には少人数が出勤して、あとのメンバーはリモートというケースや、少人数ずつが離れた複数の場所にいるようなケースでは特に威力を発揮します。
オンライン会議にはおすすめの1台です。