【施設機能をまるごとオンライン化】Remoを使ってオンライン市民活動センターをやってみた

コロナ禍での相次ぐイベント自粛、公共施設の休館などが続いています。

政府は緊急事態宣言について1ヶ月程度の延長を軸に調整に入ってるいるようです。

運営を行っている京都市の公共施設も現在休館措置となっています。

自粛が長期化する可能性もあり、「運営している施設機能のオンライン化」を検討し、実験的に行ってみました。

こんなタイミングなので試行の助けになるよう、感じたことをシェアしたいと思います。

いきいき市民活動センターの機能について

当センターは地域のコミュニティセンターが転用され、平成23年に公設民営の市民活動センターとなりました。

細かく言ったらいろいろありますが、ざっくりと説明すると、①会議室など施設の貸し出し機能、②活動についての相談機能、の2つが柱になっています。

①の会議室の貸し出しについては、不要不急の外出を避けるために、完全に止まっている状況ですが、②の活動相談機能についてなんとか維持できないか、と考えました。

Remoはどんなサービスなのか

そもそも来館して頂くことがNGになってしまったので、オンライン相談ができないかと考え、模索している中で出会ったのがこちらの記事。

2020/04/15 追記:記事の最後にRemo関連のnoteをまとめておきました。このnoteからRemoについて読んでおくべき日本語記事に飛んでいけるようにしていきます。 2020/04/25 追記:Remoよりもさらに雑談に向いていそうなSpachialChatというサービスについてnote記事にしたので、こ...

Remoのデモ画面を見て「これいいな!」と思いました。

参考にRemoの使い方をまちとしごと総研のNoteで発信しているので貼っておきます。

Remoの使い方~アカウント登録からイベントへの参加まで~

現在、まちとしごと総合研究所でワークショップだけでなく「オンラインコワーキングスペース / オンラインの市民活動相談所」の開設に使っている『Remo』というweb会議ツールについて、みなさんに興味を持ってもらい始めているので、こちらではRemoの始め方とイベントへの参加の仕方についてまとめてみました。「気になっていた...

Remoの使い方~ホストになって参加者を招待する~

なんだかカフェのような世界観が魅力的な『Remo』 Remoはリアルタイムでメッセージをやり取りしたり、映像やスライドなどのコンテンツを共有したり、ホワイトボードで共同で作業したりできる、オンラインカンファレンスのサービスです。椅子6脚に囲まれたテーブルが碁盤の目状に並んでおり、バーチャルな世界観があって、簡単に好...

Remoは中央にトークルームがつくれ、ひとつあたり6名まで同時に話せます。さらにそのまわりに4つのトークルームが作れ、視覚的にデザインも変えることができます。

やってみたかったのは、以下の4つの機能。

①中央のトークルームの名前にいろんなテーマを設定して、今ここにいる人がどんな状態なのか可視化したかった。

②いろんなルームに移動して相談や作業などの目的が果たせること。

③明確な用事がなくてもそこにいれること。

④今の気持ちや用件にあわせて移動していける。

そのために、中央のトークルームは以下のようなルールにしました。【】がトークルームの名前です。

  • 【受付】最初に入室した方に使い方やルールを説明する
  • 【雑談OK】初めての人同士でも話せるルーム
  • 【個別相談入室禁止】密な相談をうけるためのルーム
  • 【作業テーブル(複数人OK)】それぞれ別々の作業をしているけど、相席で誰かが入ってきてもOK
  • 【作業テーブル(入室禁止)】1人で作業したい方

まわりの4つのスペースは、以下の4つ。

  • 【いきいき市民活動センター】活動相談全般
  • 【まちとしごと総研】運営法人のスタッフ用
  • 【もぐもぐスペース】食事をみんなで食べる用
  • 【休憩スペース】休憩用

実際にやってみてのまとめ

予想通り、オンラインの最大の難点は「相談したい方」がそのツールにログインするまでの段階。

ここをサポートしつつ実際に使ってもらうと、いろんな事がわかりました。

  • 年配の方でもオンラインツールをもとめている方がいる(年配の方はオンラインは難しいという固定観念)
  • これまで施設を利用してくれていなかった方がオンラインで来てくれた。
  • 森の幼稚園をされている方が、Remoで保育ができないか試行したくて参加してくれた。
  • いろんなツールを模索されている方が活動層も多い。
  • Remoを使うにあったての技術的なトラブル対応が難しい…。
  • トラブル対応という役割を1人配置したほうがいい。
  • 操作上のQ&Aをイベントページに最初から用意した方がよかった。
  • 各テーブルが市民活動センターのロビー的な空間となり、センタースペースが相談場所となる、サロン的空間ができやすい。

市民活動センターではフリースペースが設置されているところが多くあり、そこで活動団体のみなさんが作業をされたり、簡単なミーティングなどで利用されています。

Remoの中央のスペースで、雑談OKや、作業用などを作っておくことで、相談したいときは市民活動センターブースに来てもらう。普段はロビー的に使ってもらうというような環境ができました。

イベントの可能性は高く、4つのスペースに違う専門家が入ったら、市民のオンライン相談所的な機能ができそう。(税理士、行政書士、社労士、市民活動センター、とか)

このコロナ禍では、各種助成金の合同相談所とかできるかもしれません。

オンライン化の取り組みがどんどん進んでいます。このピンチなことが多いタイミングを、次へのステップとして活かしていけたらと思います。

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