
若者の◯◯離れが叫ばれすぎてよくわからないことになっている昨今。若者のみなさんはいかがお過ごしでしょうか。
わたくしも30を目前に控え、もう若者ジャンルに混ぜてもらえない自覚があります。
若者が離れていったものとしてよく言われるのは、お酒、ビール、テレビ、煙草、恋愛 etc… あげだすと本当にキリがないです。
そんな中、年齢が年齢なのでそろそろ「クルマ」の話題が友人たちとも出てきます。クルマを所有する喜び。わかります。
目次
所有せずにシェアするという時代
クルマを買うのは大変迷います。税金、保健、車検、クルマのローンにetc…コストが高い。
タイムズカープラスの「カーシェアリング」のサービスが本当に便利だなと改めて思ったという話。
「シェア」というのもひとつの時代を表す言葉になりつつあります。「シェアハウスの恋人」という素晴らしいドラマがあってね。大泉洋はいいねー。
NPO界隈で「Free」が流行って次に「Share」が流行ったのも6年前だと思うと大分、世の中的にも市民権を得たワードになりました。
所有する事で得られる「価値」を、人と共有することで独占で所有できなくてもコストを抑えて手に入れる。
「持てない世代」にとって有効な戦法だと思います。さらにそこに今では共有することプラスαまで生まれています。
例えばお知り合いがやっておられる起業家シェアハウス-Fespa京都-は、ただのシェアハウスではなくて、起業を志す方が集って住むコンセプトシェアハウス。
カーシェアリングという選択
最初にエンジン付きのものに乗ったのは原付バイク。エンジンってすごい!
ライフスタイルが変化してくると「クルマに乗れたらな」というシーンは増えてくると思います。グループで遠出する時なんかも便利です。
仕事でクルマ移動がしたいタイミングもあります。
そんな時にカーシェアリングサービスを知りました。多くの企業がサービスを提供していますが、様々なニーズに応えてタイムズが1人勝ち状態のようです。。
2008年時点で、カーシェア事業者全体の会員数は合わせて、わずか3000人程度にしかすぎなかった。現在、タイムズカープラスの会員数だけで約58万人(2016年1月時点)に上っている。まさに、この市場の成長を牽引している。
https://toyokeizai.net/articles/-/144590
実際に5年使っているユーザーの目線から
実はタイムズは学生の時に契約したのでかなり長いこと使っています。
学生プランだと月々の会費がかからないのが魅力。現在は卒業して一般プランなので月額利用料は払っています。
オススメポイントを見ていきましょう。
都会では圧倒的なステーション数
まずもって車がないと話になりません。
わたしの場合自宅のすぐ近くに2箇所、さらに職場のすぐ近くに1箇所のステーションがあります。両方マツダのデミオ。共に徒歩で3分程度です。
これはもう自宅に車があるのと変わらない感覚です。
さらに仕事で出向いた先や出張先でも、駅にステーションがあればそこから出発できる。所有しているクルマと違って停めている場所からの出発に縛られないのも魅力の1つですね。
借りる、返すがとにかくラク
乗るときは以下の手順。
- ネットから予約
- 指定した時間にクルマまで行く
- 契約するともらえるカードキーでロック解除
- エンジンかけて出発!
ここまで誰にも会わず、レンタカーのように書類を書くこともありません。返却処理も車内でナビを操作して完了。
予約した時間の前後15分からクルマのロックが解除できるので、ステーションまで行ったものの「あと10分か、どうしようかなー」ということはありません。
ユーザー目線の使いやすさ
クルマを使う時に限りませんが、用事というのは時間が読めないもの。「1時間予約したけど30分しか乗らなかった」というような時でも30分の料金だけが請求されます。
あ、予定より使う時間が伸びそうだ…という時は車内のナビから延長申請。
前の利用者がガソリンを入れてなくて空だ…な時も、ガソリンスタンドはおおよそどこでも使えるタイムズ名義のカードが車内にあって追加費用無し。
さらにガソリンを入れた分の時間ロスに対して、次回使えるサービスチケットがもらえます。
1回ごとの利用証明も出ますので、仕事で使った時の経費精算も安心です。
あ、車内に忘れ物しちゃった!…な時は返却で送られてくるメールからの処理で1度だけロックを解除することができます。
別にタイムズにお金もらってるわけじゃないけど便利
他のカーシェアサービス会社も比較しましたが、ネットから空いている車両を見つけ易さなど、ユーザーの利用動線がとてもスムーズ。
BMWのMINIとか、スズキのHUSTLERなど、若者に人気の車種が置かれているステーションがあるので、「いろんな車種に乗ってみたい」という気持ちにもバッチリ対応です。


「クルマばなれ」と言われる現象を考えると、「どう使う体験をつくるか」という事がメーカーは大事なんじゃないかと思います。
実際にマツダのDEMIOが置かれていて、その乗車体験から「買うならDEMIOもいいかな」と思います。
「クルマのあるライフスタイル」というエコシステムの風上にはどんなサービスが立つのでしょうか。