事実を引き出す対話術-メタファシリテーションを学んだ

%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-11-30-14-13-56
NPO法人ムラのミライ講座のキャプションから

私たちがつくる組織まちとしごと総合研究所は有限責任事業組合でつくっています。

全員が代表権を持ちつつ、出資者でもある組合の形態で、一人ひとりが事業者であり、大きな目標は共通のものを持ちつつ、それぞれの経営責任と意思を持ちながら取り組んでいます。

%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-12-03-11-11-24
通称 まちごと総研です。

ともすれば「勝手に動いている人達」、となりかねない組織形態なのでいろいろな仕組みがありまして、そのひとつが「メンバーシップ」。

メンバーが学びたい事などを企画して、賛同があれば場を開けます。

仲間のひとりがNPO法人ムラのミライさんをお招きして、対話型ファシリテーションが学べる場をしつらえてくれたので行ってきました。

ワークショップの写真を撮り忘れた

写真を撮るのを忘れていた・・・

%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-11-30-14-56-45

今回のゲスト、和田信明さんはウィットなジョークが次々飛び出すステキな方でしたよ。写真を載せたかったー。

ゲストのムラのミライさんのステキなホームページのスクショを入れておきます。

ファシリテーション・メタファシリテーションとは!?

kaigi_shifuku_brainstorming

まちづくりに携わる手段のひとつとして、わたしも「ファシリテーター」として様々な場に関わらせて頂く事もあります。

今回はメンバーの中でもファシリテーターとしてバリバリやっている仲間が、あえてお招きして学びたいメソットだという事で、期待がとても高まりました。

ファシリテーションって何?コトバンクによると以下。

ファシリテーションとは、会議やプロジェクトなどの集団活動がスムーズに進むように、また成果が上がるように支援することをいう。会議の場面の例としては、質問によって参加者の意見を引き出したり、合意に向けて論点を整理することが挙げられる。こうした働きかけにより、メンバーのモチベーションを高めたり、発想を促進することが期待されている。

https://kotobank.jp/word/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%86%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3-178847

ファシリテーション協会による定義としても、集団による活動を支援し促進していくためのものだとしています。

では「メタファシリテーション」とは何か。

ムラのミライHPから引用すると、以下。

ムラのミライの共同代表である和田信明と中田豊一が国際協力の現場で使える実践的なファシリテーション手法として開発した課題発見・解決のための対話術です。

http://muranomirai.org/

途上国や国内の様々な地域で、課題解決を試行錯誤していく中で生まれた、基本的には個対個を前提としたシンプルな対話術。

メタが示す通り、1対1が想定されているようです。

著書途上国の人々との話し方 国際協力メタファシリテーションの手法(2010)は、青年海外協力隊など国際協力の現場で活躍する人のバイブル的なものになっているそう。

メタファシリテーションのメソッド

細かい全容は講座を受講して頂きたいのですが、ログ的に学びになった事を共有します。

メタファシリテーションは基本的には「事実を探る」ということを大事にする対話の手法だと感じました。

人はものを考えるので、対話していく中で「相手が求めている事に応えてあげたい」という思考が潜在的に働きます。

そして質問をする側も、「この人はこうなんじゃないか?」といった予測から対話をしてしまいがち。

このお互いの思い込みが、インタビューやヒアリング、対話から「事実を確認していく」ことを難しくしていきます。

特に海外での支援の現場では、文化も背景も違う中で、支援者たちは「この人達はこういう問題を抱えているんじゃないか?」という事を想像しながら現地に入っていくので、それがバイアスとなって問題の原因を見えづらくしてしまう。

ゲストの和田信明さんが、ある国内の地域に行った際の経験を話してくださいました。

そのムラは山からおりてきた動物が作物を食い荒らしていしまう「獣害」でとても困っていたそうです。

頻繁に被害があると言うので、「最近ではいつ被害がありましたか?」と尋ねるんです。すると「えっと〜・・」と考えはじめておられる。

パッと思い出せないくらい前の話なのだとしたら、実は頻度としては多くないのかもしれない、という事がわかるんです。

事実を的確につかむ事は問題の原因を探るためには重要で、それをどう探っていくのか。

ヒアリング調査は話を聞けばいいと思いがちですが、そこには引き出す技術の重要性があることを感じました。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存

フォローする